聖書 基本 知識
学習 2:神の霊
定義 | 神の霊感 | 聖霊の賜物 | その賜物の撤収 | 聖書の権威 | 間違った解釈(聖霊は果たして人格的存在であるか?, 擬人法の原則, カルビン主義, "聖霊の賜物を受けよ", "信じる者には、このような徴が伴う")| 問題と解答

2.5 聖書の権威

この学習で学んだ通り、神の霊とは彼の意志や目的を話すものであって、そしてそれは神の意志とか目的が実行されて成就させる活力です。私たちはその霊によって啓示されたのが神の言葉、聖書だと強調しました。今日キリスト教が皆紛らわしくなって多くの問題を提示しているのはただ一つ聖書知識の欠乏から来たのです。そのような偉大なる力が一冊の本、聖書に付与されているのを信じないし、またその一部も理解出来ないから、人間に対する神の啓示が、聖書以外の他の形式で来ると惑われているのです。その本性が根本的に腐敗している人間は(エレ.17:9)神の言葉の清らかな真理(ヨハ.17:17)を心に入れて置くことが出来ないので、多くの人がその人間性に魅了されて他の形式で神の啓示を受けようと惑わされるのです。そのいくつかの実例を揚げてみましょう。

宗教団体

人間の本性に魅力的
意見を提案する

他の形式の
啓示を主張する

ローマカトリック教

教皇や枢機卿の意見が神の
意志を反映している権威あ
る神の言葉である。

信者各自が聖書を読む必用がない、過去には聖書の所有さえ禁止された。聖書よりもむしろ人たちの意見を信頼する。

モルモン教

モルモンの書

聖書には望みがなく、モルモン聖典が救いを与える

カリスマ的
キリスト教

信者には内住する聖霊の
光があってそれか信者
を導くと主張する。

信者の感じることを神の考えと思い、聖霊が聖書と一致しない方法で導くと主張する。

このリストに記入されたすべての他のものはそれが神の言葉である聖書を基本的に受けているか調べて見なければなりません。要点は、"一つの聖書であるのに、なぜ多くの種類の教会があるか"と言うことです。すべての教会がある程度聖書の教理を持っていますが、問題はそれに他の形式の人間の啓示を付け加えて、純粋な神の意志、彼の目的が歪曲されているからです。

もしあなたが真の教会、真の一つの信仰と真の一つのバプテスマを探そうとすれば(エペ.4:4ー6)、どうぞ"聖書に帰りなさい"と言う他ないのです。


   Back
Home
Next