聖書 基本 知識
学習 9:イエスの使役
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間違った解釈29:12月25日、
主の誕生日であるか

今日もう一つの一般キリスト教界の主な誤りはイエスの誕生日に関することです。聖書にはキリストが生まれる時頃羊飼いたちが草原で彼らの羊を飼っていたと書かれたいます(ルカ.2:8)。彼らは冬の間のクリスマスの時期にはそのような羊飼いをしないでしょう。キリストは33年と半年間世に生きて、今のイースタ節(復活祭)の時、過ぎ越し節に死にました。従って彼はその復活祭から約6ヶ月後、すなわち9、10月の頃生まれたのです。

本来12月25日ははヨーロッパでキリスト教の前にあった異教の祝祭日でした。使徒たちの使徒行伝にはクリスチャンたちが彼らの信仰のために異教から迫害されたのが書かれています。このために、使徒たちは、クリスチャンの中ある者が異教徒たちに神の福音を伝播するために、異教たちの心に適う教理に彼らの信仰を造り変えると、繰り返し警告しました(使.20:30; ヨハ1.2:18; テサ后.2:3; ペテ后.2:1ー3)。12月25日をクリスチャンの祝日として採用したのもその主な一例です。クリスマスツリー、ヤドリギ、など皆が12月25日の異教儀式から由来したものです。

真のクリスチャンは12月25日をキリストの誕生日として、クリスマスと祝わないのです。クリスマスは一般に休日となっているので、出来る限りその日を信仰の兄弟たちと交わり過ごすのが良いでしょう。